まずはこの本から謄写版にまつわるカルチャーを知ってみてはいかがでしょうか。
志村章子氏著書「ガリ版文化史」「ガリ版文化を歩く」に続く3冊目は、謄写版を使う「人」の物語を書いているように思います。
著者の眼差しが色濃く記された一冊です。

内容（「BOOK」データベースより）
これほど人びとの思いをのせた印刷器があっただろうか―教育、社会運動から芸術の分野まで、幅広く活躍した簡易印刷器・ガリ版とそれにまつわる人びとのものがたり。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
志村/章子
1939年東京生まれ。武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)第2西洋画科卒。現在はガリ版文化研究者。1994年、ガリ版愛好者の会「ガリ版ネットワーク」を立ち上げる(現・新ガリ版ネットワーク)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「ガリ版ものがたり」

価格：2,400 円＋税 ( 2,640 円/ 税10% 込み)
サイズ：四六判（W127mm × H188mm）
仕様：270 ページ/ ハードカバー
発行日：2012 年3 月1日
著者：志村章子　著
発行：大修館書店